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アーユルヴェーダは体のバランスを知ることから始まる

2020年04月30日
肌がきれいな女性たち

アーユルヴェーダは、インドで発祥した心身を根本から健康に維持しようという伝統的医学のひとつですが、その基本は体のバランスを知ることから成り立ちます。アーユルヴェーダでは体質のことがドーシャと呼ばれ、3つのドーシャのバランスを整えることが、体質改善につながると言われています。誰しもこの3つのドーシャを持ち合わせていますが、人によって優位なドーシャがあり、その体質によって不調が起きた時の対処法が変わります。しかし基本的には誰にとってもこの3つのバランスを整えるということが、アーユルヴェーダの一番の目的となります。

まず一つ目のドーシャがヴァータと呼ばれる風や空のエネルギーで、体内の運搬や排泄に関する役割を持ちます。ヴァータの役割は体内の空気が循環することなので、空気が多すぎたり循環が減ったりすると、便秘になりやすくなります。ヴァータタイプに分類される方は痩せ型で華奢であり、低体温気味な傾向があります。性格としては好奇心が強く想像力も豊かで、ストレスに弱いと言われています。そしてピッタ呼ばれる火や水のエネルギーは、消化や代謝に関する役割を持つエネルギーです。栄養分の消化や代謝に働きかける役割を果たすので、食生活が乱れると消化不良や下痢などの症状を引き起こすことがあります。ピッタタイプの方は中肉中背で寒さに強く、暑さには弱いとされています。性格としては情熱的でチャレンジ精神も強い一方で、完璧主義者になりやすいと言われています。

カパと言われる土や水のエネルギーは、体内の結合や同化、免疫に関する役割をもちます。体にうれしい栄養素をため込む性質がありますが、それ以外のものもため込んでしまうため、カパのエネルギーが増えすぎると太りやすくなることがあります。カパ体質の方は体格がよくて骨太であり、持久力に優れていると言われています。性格としては忍耐力があり、物静かで落ち着いていますが、おおざっぱという面もあることが多い体質です。

アーユルヴェーダの基本はこの3つのドーシャを整えることですが、それぞれの優位体質によって、不調となった時どのように対処するのかが異なります。例えば便秘になってしまったというときでも、体質別にどのように対処すればバランスを整えられるのかは全く別の方法になる可能性があります。自分の体のバランスを知ることで、より効果的にアーユルヴェーダによる健康法や美容法を実践することができるので、まず第一歩として自分がどのタイプに属するのかを確認してみましょう。体に関する不調だけでなく、心身の状態を整えることでストレスの解消法も見出せるかもしれません。